日本鱗翅学会第60回大会(堺)のご案内
日本鱗翅学会第60回大会を下記の通り実施することになりましたのでご案内します。
多数のご参加をお待ちしております。なお、本大会は大阪府内の昆虫同好会(大阪昆虫同好会、南大阪昆虫同好会)の後援をいただいております。また、大阪府立大学創基130周年記念事業の一環として補助金をいただいています。
大阪府立大学中百舌鳥キャンパスB3棟〒599-8531大阪府堺市中区学園町1-1 Tel/Fax072-254-9413(昆虫学研究室)
懇親会場大阪府立大学学生会館生協食堂
■日程
2013年11月9日(土)~11月10日(日)
9日(土)評議員会(午前中)、シンポジウム、小集会、一般講演ポスター、高校生ポスター(コアタイム)、懇親会
郭德纲 mp310日(日)小集会、一般講演、自然保護委員会、総会
※8日(金)の夕方に会場内で理事会を開催します。
■会費
大会参加費3,000円、懇親会費6,000円、講演要旨集のみ2,000円(送料込み)昼食代(弁当+お茶)1,000円(2日目のみ)
■優秀発表賞
lingwu大会企画として、高校生ポスターと若手(30歳以下)一般講演の優秀発表に対して表彰を行います。受賞者の発表および授賞式は、高校生ポスターが1日目の16時45分から、若手一般講演は2日目の16時15分から行います。
日本鱗翅学会第60回大会プログラム
*プログラムは8月時点のものです。一部変更する場合もありますので、ご了承ください。
A会場:B3棟1階117番大講義室(シンポジウム、一般講演・小集会、総会等)B会場:B3棟1階118番大講義室(一般講演・小集会)
P会場:B3棟1階106番会議室(ポスター、後援団体展示、休憩室、企業展示)各種会議:B3棟1階107番小講義室(評議員会、自然保護委員会等)
大会事務局:B3棟1階108番小講義室PC動作確認はこちらでお願いします昼食時休憩室(2日目)、後援団体展示等の一部(予定):B3棟1階116番中講義室
第1日目11月9日(土)12:00~20:00 時間内容会場
10:00~12:00 評議員会107小講義室
12:00~大会受付開始北エントランス
13:00~13:15 開会の挨拶A会場
(117大講義室)13:15~15:15 第60回大会記念公開シンポジウム
「鱗翅学最近の進歩」
余男老公S-1 本田計一(広島大名誉教授)マダラチョウの生活に関わる植物成分とその多様な機能S-2 川北篤(京大生態研)ホソガ科ハナホソガ属における絶対送粉共生の進化
S-3 ○中谷貴壽・宇佐美真一・伊藤建夫(信州大)DNAで探る高山蝶の来た道
S-4 坂本佳子(大阪府大)細胞内共生細菌Wolbachiaがシルビアシジミに与える影響
15:15~15:30 記念写真撮影中庭(雨天A会場)15:30~16:30 ポスター発表、高校生ポスター発表コアタイムP会場(106会義室)●一般講演ポスター発表(展示は2日目の15時まで)
P-1 ○中臣謙太郎(関東)・本田計一(中国)アゲハモドキ科3種の生態並びに天敵防禦物質
P-2 松田真平(近畿)大阪府茨木市竜王山付近のチョウと、安威川ダムおよび高速道路の建設について421瓜
P-3 河村俊(近畿)大阪、西除川源流部のチョウ相1998~2012年(15年間)の調査結果
P-4 阿部剛(東北)東日本大震災後の海岸部に生息するスカシバガの現状
P-5 阪口博一(南大阪昆虫同好会)南大阪のチョウ(仮題)
P-6 西廼春雄(南大阪昆虫同好会)堺市の大泉緑地で稀に見るチョウ
P-7 岸勘治(南大阪昆虫同好会)南大阪のチョウ今昔(仮題)
P-8 三輪健一郎(南大阪昆虫同好会)大阪南部和泉市での鱗翅類調査活動について(仮題)●高校生ポスター発表
HP-1穂積朋来・風見千夏・藤井美帆・善養寺聡彦*(千葉県立木更津高等学校,*指導教員)
千葉県高塚山のアサギマダラ
HP-2風見千夏・藤井美帆・穂積朋来・善養寺聡彦*(千葉県立木更津高等学校,*指導教員)
高塚山におけるキジョランの生育状況
HP-3久野将也・山田秀元・山村京子*(静岡県立磐田南高等学校,*指導教員)
アサギマダラの生態-野外調査と実験から-路上 杨佳
HP-4金丸那奈美1・小笠原葵1・富永しよみ1・西岡満梨奈2・三好康彦3*(三好市立三野中学校,現所属:1徳島県立脇町高等学校,2徳島県立池田高等学校,3徳島県立博物館,*指導教員)シルビアシジミの異常型にメンデルの法則が当てはまるか
16:30~16:45 高校生ポスター発表授賞式P会場
16:45~18:00 小集会
10:45~12:00 一般講演10:45~12:00 小集会
A会場(117大講義室)B会場(118大講義室)
10:45 A-7 福田晴男(関東)日本と周辺域のホシミスジの種分化と生物地理WB-2「冬夜蛾の魅力-キリガことはじめ-」世話人:四方圭一郎
四方圭一郎(信越)ニッポンの冬夜蛾
矢崎克己(関東)シャクガ屋もハマったキリガの魅力
小林秀紀(関東)冬夜蛾キングが選ぶ、珍品キリガトップ10
阪本優介(日本蛾類学会)ボクがキリガ屋になったワケ
11:00 A-8 河合和幸(東海)岐阜県における
ヒメヒカゲ-最近の動向
11:15 A-9 三宅誠治(中国)ベニモンカラス
シジミ中国地方亜種のRDB上の取
王志文前妻
扱いについて
11:30 A-10 松田真平(近畿)英国人やドイ
ツ人、フランス人が記載した日本周辺
のチョウとタイプ標本
11:45 A-11 北原曜(信越)サトキマダラヒカ
ゲとヤマキマダラヒカゲの交雑結果
12:00~13:00 昼食12:00~13:00 自然保護委員会(公開:107小講義室)13:00~13:30 総会
13:30~14:45 一般講演13:30~14:45 小集会2
13:30 A-12 ○尾崎絵理・江田慧子・中村寛志(信越)ミヤマシジミのメス成虫が
休眠卵を産卵する条件WB-3「ミクロレピ談話会~小蛾類の多様性を語る!~」世話人:長田庸平(九州)
長田庸平(九州)菌食性小蛾類の多様性とシイタケ害虫の問題点
寺田剛(九州)ニセマイコガの多様な食性と肉食性の進化
小林茂樹(近畿)潜葉性小蛾類の潜孔習性と寄主植物
13:45 A-13 ○江田慧子・熊澤真優・尾崎絵理・辻井美徳・桐生雄介・中村寛志(信
越)長野県におけるクロコノマチョウ
の分布拡大に関する研究
14:00 A-14 ○吉村忠浩・竹内剛・森地重博・Anja Silwa・石井実大阪府北部鴻応
山におけるギフチョウ個体の現状
と補強の試み
14:15 A-15 ○中上喜史・石井実(近畿)北陸地方と大阪におけるヒメアカタテ
ハの季節消長
14:30 A-16 矢後勝也(関東・東大博)東京大学所蔵の注目すべきチョウ類標本
- 佐々木忠次郎、加藤正世、五十嵐邁
らのコレクションから -